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加齢性黄斑変性症

加齢性黄斑変性症とは

加齢黄斑変性はものを見る網膜の中心部(=黄斑)に、新生血管という異常な血管ができ、出血やむくみをきたす疾患です。視野の中心部が見えづらくなるのが特徴で、視力低下や変視症が起こる重篤な疾患です。 欧米先進国では失明原因の第1位で、50歳以上の人に多く発症し、日本では50歳以上の人口の約0.9%(100人に1人)にみられ近年増加傾向にあります。

放置すると視力は次第に低下し、90%以上が矯正視力0.1以下になります。 治療に抵抗性で再発の多い疾患ですが、近年新生血管の発生・拡大に血管内皮増殖因子(VEGF)が関与していることがわかってきました。このVEGFを抑えて新生血管の増殖を抑制する薬(ルセンティス®、アイリーア®)を硝子体内に注射することによって加齢黄斑変性を治療します。

新生血管が発生する原因となる物質

新生血管が発生・発育して、血液や滲出液がもれだす原因物質としてVEGF(ブイイージーエフ)が見つかっています。VEGFは正常な血管を形成し、維持するために不可欠な物質ですが、本来は必要のない血管を発生させるなど、加齢黄斑変性では悪いはたらきをします。

加齢黄斑変性は、黄斑の加齢に伴う変化によっておこる疾患で、高齢者の失明原因のひとつです。 ある日、「何か見え方がおかしい」「見たいものが見えない」「ものがゆがんで見える」「かすんで見える」などの症状があります。

この手術は術前の充分なカウンセリングを受けられることをお勧めいたします。

網膜硝子体手術は、長時間にわたる難易度の高い手術ですので、今までは入院しての全身管理が必要とされてきました。しかし、当院では網膜硝子体手術を1,500症例以上手掛けた眼科専門医が短時間の手術を実現したため、日本では非常に革新的な日帰り硝子体手術を行ってます。
したがって、かかりつけの内科医や透析医を変更することなく、わずらわしい入院も必要ありません。

加齢黄斑変性加齢黄斑変性

この加齢黄斑変性は、脈絡膜から発生する新生血管(脈絡膜新生血管)の有無で「滲出型(しんしゅつがた)」と「萎縮型」に分類され、現在、「滲出型」の症状の方が多くなってきています。

正常 と 加齢黄斑変性
滲出型(しんしゅつがた)加齢黄斑変性

視力にもっとも関わりの深い黄斑が悪くなるため、急激な視力低下や中心暗点を自覚することが多く、病状が進行すると視力が失われる可能性があります。  
また、片眼に病巣がみられたら、もう片方の眼も発症している可能性がありますので、両眼の検査を受けましょう。

萎縮型加齢黄斑変性

黄斑の加齢変化が強くあらわれた状態(網膜色素上皮細胞が萎縮する、網膜色素上皮細胞とブルッフ膜の間に黄白色の物質がたまる)で、病状の進行は緩やかで、視力はあまり悪くなりません。  
しかし、新生血管が発生することもあるので、定期的に眼底検査、蛍光眼底検査を行い、経過をみる必要があります。
特に、片眼がすでに「滲出型」加齢黄斑変性になっている場合は、注意深く経過をみなければいけません。

加齢黄斑変性の原因
危険因子 喫煙・太陽光

加齢黄斑変性は年を重ねると誰にでも発症する可能性がありますが、発症のリスクを高めるのは、加齢だけでなく、喫煙や太陽光なども関係していると報告されています。  
これらのリスクを高める要因を避けることは、加齢黄斑変性の発症を予防し、進行を遅らせると考えられています。

患者数も年々増える傾向にあります。 また、諸外国に比べ、日本人では、男性に多いことが特徴です。
これは高齢者における、男性の喫煙率が高いことが影響していると考えられています。

滲出型加齢黄斑変性の構造

滲出型加齢黄斑変性では、脈絡膜(みゃくらくまく)から網膜に向かって、新生血管(しんせいけっかん)という正常とは違う血管が生えてきます。この血管はもろく破れやすいため、出血したり、血液中の水分(滲出液)がもれたりしやすく、黄斑部の網膜の下にたまってしまいます。 そのため、視野の中心にある「見たいもの」が見えにくくなってしまいます。

滲出型加齢黄斑変性の構造図
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